2021年10月15日
週末の五十日、米金利の動向に注目! 「10月15日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は原油価格上昇から、サウジアラビアへ増産要請がありましたが、サウジアラビアは増産を拒否、原油価格の反発上昇に繋がりました。
米金利は徐々に低下し、ドル安が進んだことで株価は上昇、リスクオン相場に繋がっています。
本日は五十日なので、仲値やロンドンFIXの動きに注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
米金利がマーケットの注目を集める中で、本日米金利を動かしそうなポイントは原油価格、経済指標、FRBの人事ではないかと見ています。
昨日はサウジアラビアが原油増産を拒否したことで原油価格が上昇しています。
原油価格が上昇していくようであれば、物価高に繋がり、金利高に繋がります。
経済指標では、小売売上高とミシガン大学消費者信頼感指数が予定されています。
CPI(消費者物価指数)などと比べると注目度は下がりますが、結果次第では金利に影響するので発表時間には注意しておきたいと思います。
また、最大の注目はFRBの人事に関するヘッドラインです。
クウォールズFRB副議長が任期満了で退任し、来年にはパウエルFRB議長の任期が満了します。
後任が誰になるのか、人事に関するヘッドラインに注目です。
2)中国リスク
本日、中国恒大集団の新たな利払い日となっています。
今までの利払いも残っており、猶予期間も迫ってきていることから、デフォルトを宣言するのではないかと警戒しています。
デフォルトを宣言した際に、どこまで影響が出てくるのか?
連鎖倒産に繋がるのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月15日(金曜日)
国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)
17:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)(改定値)
21:30 USD 米小売売上高
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
10月16日(土曜日)
01:20 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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