2021年7月2日
NFP雇用統計発表でドル買いは進むのか!? 「7月2日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はISM製造業景況指数の発表がありましたが、ほぼ予想通りの結果から値動きはほとんどありませんでした。
本日の雇用統計を控えて、1日を通して方向感を模索する展開となりました。
ドル円は一昨日の流れを継続しドル高円安が進み、111円ミドルまで上昇してきています。
本日は雇用統計が発表され、雇用統計の結果から値動きが戻ってくるのではないかと期待しています。
また、米国は来週月曜日が独立記念日で祝日で3連休です。
本日のロンドンFIXやNYクローズなど、連休前のポジション調整の動きには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)雇用統計
ワクチン接種が進み、外出規制や営業規制の解除が進んでいる状況で、雇用がどこまで回復していているか注目が集まる。
各国中銀が引き締めに動くか判断に迷う中で雇用の回復は大きな判断材料になる。
予想を上回る雇用が出てくると引き締めへの追い風となるのではないかと思っています。
今週発表されたADP雇用統計やISM製造業景況指数は底堅い結果が出てきていることから、本日の雇用統計に関してポジティブ側に期待が高まっていると思われます。
なのでポジティブサプライズよりもネガティブサプライズのほうが大きく動く可能性があるのではないか、ドル買いよりもドル売りのほうがよく反応するのではないかと予想しています。
2)OPECプラス閣僚級会合
昨日に続き、OPECプラス閣僚級会合が開催されていることから原油価格に注目です。
協調減産の縮小などの発表があれば原油価格の下落に繋がり、逆に協調減産の継続となれば原油価格の上昇に繋がるのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
7月2日(金曜日)
OPECプラス閣僚級会合
16:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給・貿易収支
21:30 CAD カナダ住宅建設許可件数・貿易収支
21:30 EUR ラガルドECB総裁発言
7月3日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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