2020年11月11日
RBNZ金融政策発表でNZDは買われるか? 「11月11日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日も月曜に続きコロナワクチン期待から株価が上昇しています。
また、債券市場では債券安・利回り高となっていて、米10年債利回りは1%目前でドル需要が出てきています。
本日は米国債券市場が休場で、欧州市場が終了した後は流動性が低下する可能性があります。
ただ、株式市場は開いているので、株式市場で大きく動いたときは流動性が低いので為替などに大きく影響する可能性があるので注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)RBNZ理事会
本日はニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策が発表されます。
今回は据え置きが予想されていますが、利下げや追加緩和可能性は排除しきれません。
もし利下げや追加緩和が発表されるとサプライズで、NZDは売られると思います。
注目は、声明文や記者会見で追加緩和や利下げ、マイナス金利について触れられるかです。
先日の豪州(RBA)は利下げしていますが、マイナス金利には消極的な姿勢を見せました。
RBNZは、今までの発言を見るとマイナス金利について積極的に感じるところもあったので、利下げやマイナス金利について触れられるようであればNZD売り。
逆に追加緩和やマイナス金利に消極的な内容になれば、NZD買いに反応する可能性があります。
声明文や記者会見に要注目です。
2)株価
新型コロナのワクチン報道で株価は上昇していますが、昨日は上昇ペースが鈍化しています。
このまま上昇するのか、調整が入るのか注目しています。
また、コロナ禍で上昇していたハイテク株はワクチン報道で逆に下落しているので、下落したハイテク株が上昇してくるのかにも注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
11月11日(水曜日)
米国(ベテランズデー)、債券・為替市場が休場
カナダ(リメンバランス・デー)休場
10:00 NZD RBNZ政策金利・声明文発表
11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見
22:00 EUR ラガルドECB総裁発言
11月12日(木曜日)
01:00 EUR レーンECB専務理事発言
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